腸脛靭帯炎
腸脛靭帯炎は、長距離種目で多く見られる障害になります。
下腿が外旋しながらの膝の屈曲により、腸脛靭帯が大腿骨外側上顆部で後方へ移動する際に炎症を起こすと考えられています。
アライメントとして安静立位では、O脚や日本人に多い内反脛骨がみられ、toe-inでの立位姿勢であることが腸脛靭帯炎のお客には多くなります。
脛骨の内反があると腿関節自体が内反位となります。
小趾側からの接地やtoe-inでの接地を回避するために、toe-outでの接地になることが多くなるために、下腿の内外旋の可動性が大きく股関節の内旋可動域も大きいことも特徴になります。
評価
グラスピングテスト(grasping test:腸脛靭帯を外側上部で押さえ、膝を伸展させると痛みが誘発される)とオーバーテスト(Ober test:大腿筋膜張筋、腸脛靭帯の拘縮、短縮をみる)で陽性となる場合は高緊張型、グラスピングテストで陽性だがオーバーテストで陰性、膝関節内反動揺テストで陽性にとなる場合には、低緊張型と分類されます。
理学療法
高緊張型
腸脛靭帯ならびに下肢全般の筋緊張が高い高緊張型は腸脛靭帯を中心に下肢全般のストレッチングや可動性の改善を目的とした徒手療法を行います。
低緊張型
低緊張型では筋力強化を中心に行います。
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